【小鹿blog】「辺塚(へつか)だいだい」のこと
2018.9.14
みなさまおやっとさあ。
秋雨前線の影響か、すっきりした晴れ間の続かない鹿屋市吾平町です。
さて、猛暑一転すっかり秋めいてまいりました。秋といえば実りの秋。昨年12月に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された『辺塚だいだい』の収穫時期でもあります。
辺塚だいだいはロケット基地でお馴染みの肝付町内之浦から佐多岬が有名な南大隅町佐多の町境の辺塚地域に古くから自生していた柑橘系の果実です。内之浦では「辺塚デデス」と呼ばれています。地域固有のものであることから、GI認定されました。
「だいだい」と呼ばれるのですが、一般のダイダイとは別の品種です。小さな実ですが果汁が多く、酸味は純粋で独特な香りも素直で心地よいのが特徴です。
なんでここで辺塚だいだいをご紹介したかと申しますと、これ、芋焼酎となかなか相性がいいんです。以前からいも焼酎にレモンなどの柑橘系の果汁を絞って飲んでいる方々がいらっしゃったのですが、どうも香りがぶつかってしまって私は個人的には合わないと思っておりました。
とはいえ、「何か合うものはないかなあ~」と考えていたところ、これはと見つけたのが…
沖縄の「シークワーサ―」……(笑)
ということで使うのであればシークワーサ―をおススメしていたのですが、灯台下暗し、すぐ近くに相性の良い「辺塚だいだい」があったという…
我、一生の不覚(笑)
お楽しみ方としては小鹿の焼酎「青とんぼ」のロック・水割りや炭酸割に辺塚だいだいをギュッと絞ってグラスに浮かべてさらりと飲んでいただくのがおススメです。お酒にに浮かべても苦味があまり出ないので大丈夫です。
ご存知の通り、鹿児島の芋焼酎は「地理的表示 薩摩」としてGI認定されており、その「青とんぼ」と「辺塚だいだい」のコラボはまさに鹿児島の香りを漂わせます。
まあ、難しいことを言わなくても美味しいからそれでいいんですけど(笑)
機会がありましたらぜひお試しください。
なお、10月までの季節限定で以下のお店でお飲みいただけます。
(レシピはお店により異なります)
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・パティオ 鹿児島店
鹿児島市中央町1-1 鹿児島中央駅構内
・鹿児島焼酎バー 礎
鹿児島市千日町6-1フラワービル4F
・本格焼酎バー&ワインバー 鹿
鹿児島市船津町1-2松村ビル201
・ビアライゼ Beer Reise
鹿児島市千日町9-10平田ビル1階
天文館地蔵角交番隣、たばこ屋さん奥
・BAR S.A.O (バー エス エー オー)
鹿児島市千日町8-14 貴剛ビルB1F
・サロン 海紅豆
鹿児島市山之口町9-30 高橋ビル2F
・ミニラウンジ ERICA
鹿児島市千日町6−14 ファーストビル2F
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「辺塚だいだい」、GI制度につきましては以下のリンクもご覧ください。
◯JA鹿児島きもつき
http://www.ja-kagoshimakimotsuki.or.jp/
◯農林水産省の地理的表示(GI)保護制度
登録公示『辺塚だいだい』
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/57.html
◯『地理的表示 薩摩』生産基準
https://www.nta.go.jp/…/sake/hyoji/chiri/180223_besshi04.htm