2009年3月11日
皆さま、おやっとさぁ。
暖かかったり寒くなってみたり、皆さまお体には本当にご留意下さい。
さて日本では古より、「その道を極める」という考え方があります。茶道、華道、柔道や剣道などなど、修行を積んで高みに上っていこうとする、その行程を「道」と表しています。
では、お酒に関してはどうでしょう。お酒は「飲む」と言いますが「嗜む」とも申します。「嗜む」とは、「好んで親しむ」という意味がありますが、もう一つ「芸事を習って身につける」という意味もあります。お酒を嗜む、これを私なりに勝手に解釈してみました(笑)。
お酒を飲むということは、ただ飲んで酔っぱらうことではなく、「先輩方から美しい飲み方を習い、人との親交の大切さを習い、盃を交える方々と語らいながら人生を習い、自ら自分の良きを習い悪しきを習う」ためのもの。
ちょっと大げさですが、こう考えるとお酒を嗜むことも「道」と言っても良いのではないでしょうか。かといって、「飲酒道」と言ってしまうとなんだか変な響きになってしまいますが(笑)。
「百家説林」という書物にこうあります。
飲酒の十徳。
礼を正し、労をいとい、憂いを忘れ、欝をひらき、
気をめぐらし、病を避け、毒を消し、人と親しみ、
縁を結び、人寿を延ぶ。
私たちは、この「飲酒の十徳」にふさわしい焼酎を造っていこうと思います。
ちなみに、私は「お酒を飲み過ぎると二日酔いで苦しむ」ということを幾度となく習いましたが、こればっかりは全く身に付きません。まだまだ修行が足りません(泣)。
では今日はこの辺にしたいと存じます。皆さま、おやっとさぁ。