2009年3月21日
皆さま、おやっとさぁ。ちょいとご無沙汰いたしました。
さて三寒四温とは申しますが、今年は本当に温かくなるのが早いです。桜もびっくりして早めに咲いたようです。これは小鹿酒造の井戸がある玉泉寺公園の桜です。
実は、4月2日に会社の花見の予定でしたが、桜がこんな感じなので1週間の前倒し、今月26日となりました。自分たちで焼酎を造って自分たちで飲む。究極の地産地消(笑)
春爛漫、咲きほこる桜の下で一杯......。日本人でよかった...(泣)
それでは、皆さまも桜をお楽しみに。おやっとさぁ。
2009年3月11日
皆さま、おやっとさぁ。
暖かかったり寒くなってみたり、皆さまお体には本当にご留意下さい。
さて日本では古より、「その道を極める」という考え方があります。茶道、華道、柔道や剣道などなど、修行を積んで高みに上っていこうとする、その行程を「道」と表しています。
では、お酒に関してはどうでしょう。お酒は「飲む」と言いますが「嗜む」とも申します。「嗜む」とは、「好んで親しむ」という意味がありますが、もう一つ「芸事を習って身につける」という意味もあります。お酒を嗜む、これを私なりに勝手に解釈してみました(笑)。
お酒を飲むということは、ただ飲んで酔っぱらうことではなく、「先輩方から美しい飲み方を習い、人との親交の大切さを習い、盃を交える方々と語らいながら人生を習い、自ら自分の良きを習い悪しきを習う」ためのもの。
ちょっと大げさですが、こう考えるとお酒を嗜むことも「道」と言っても良いのではないでしょうか。かといって、「飲酒道」と言ってしまうとなんだか変な響きになってしまいますが(笑)。
「百家説林」という書物にこうあります。
飲酒の十徳。
礼を正し、労をいとい、憂いを忘れ、欝をひらき、
気をめぐらし、病を避け、毒を消し、人と親しみ、
縁を結び、人寿を延ぶ。
私たちは、この「飲酒の十徳」にふさわしい焼酎を造っていこうと思います。
ちなみに、私は「お酒を飲み過ぎると二日酔いで苦しむ」ということを幾度となく習いましたが、こればっかりは全く身に付きません。まだまだ修行が足りません(泣)。
では今日はこの辺にしたいと存じます。皆さま、おやっとさぁ。
2009年3月 5日
皆さま、おやっとさぁ。
毎日毎日ぐずついた天気が続く鹿児島です。一雨ごとに暖かくなっていくとは申しますが、今年は晴れた日が暑いくらいので、一雨の日は寒いです(笑)。
鹿児島県民はもちろんご存知の方はご存知と思いますが、鹿児島の味付けは「甘い」です。それもかなり甘いです。まず、醤油が甘い。県外から来られた方は、「刺身醤油??」と思うほど甘いんです。それでも鹿児島にも刺身醤油は別にあります。もう、すごいです。私も最初は全然慣れなくて、何回か実家から使い慣れた醤油を送ってもらっていました。(←実話です(笑))
ところがある日、居酒屋さんで大学の先輩と飲んでいた時に出てきた冷や奴、手作り風で大豆の香りがしっかりある濃厚な味の木綿豆腐にネギと鰹節でしたが、醤油をかけて一口。何とも美味しいではありませんか!!そこにいも焼酎のお湯割りをキューッと...。それっきり鹿児島の醤油に首ったけです。もちろん冷や奴は木綿に限る(笑)。
他にも鹿児島名物きびなごの刺身などに使う酢みそも甘いです。また地元に「がね」というさつまいものかき揚げみたいな料理があるのですが、なんところもに砂糖をいれます。もちろん甘いです。(ちなみに「がね」とは鹿児島弁で蟹のことで、かき揚げが足を広げた蟹のように見えることから「がね」というようです。)
鹿児島の料理が甘いのには諸説ありますが、歴史的背景があるようです。薩摩藩は奄美などの島々で生産していたり、琉球との貿易で砂糖を手に入れていましたが、藩が専売制をとっていたため下級武士や庶民にとっては高嶺の花でした。しかし、御祝いの時やお客様をもてなす際にはその砂糖を使っていたのです。砂糖は藩内にふんだんにあるわけですからお金さえ出せば買えるわけです。すなわち砂糖を使うということは、もてなしの心を表すことであるとともに、その家のステータスを表すものであったのです。甘いものをたくさん用意できるということは、名家であるという証なのです。
簡単に言えば、見栄を張った(笑)
まあ、武士階級の世界では見栄を張るのも大事なことだったのかもしれませんね。
さて、なぜ鹿児島の料理が甘いというお話しをしたかと申しますと、これが鹿児島にいも焼酎が定着した大きな一因と思われるからです。もちろんその他の理由もあるとは思いますが、このような甘くこってりとした鹿児島の食文化にいも焼酎はぴったりだったのです。
私もいろいろ試してみましたが、鹿児島の伝統的な味付けに、糖分と有機酸からくる味わいの醸造酒の清酒を合わせますと、少しくどいというか、口の中が甘ったるく重たく感じます。しかし、蒸留酒のいも焼酎はほとんど水とアルコールですから、口の中がすっきりする上にいも焼酎ならではの甘さも感じられしかも切れが良いという絶妙なバランスなのです。
考えてみれば「焼酎は食中酒」と言っているのもいも焼酎関係者に多いような...(笑)
ただ、どんな食事にもいも焼酎は合うとよく聞きますが、個人的には淡白な魚の刺身等には合わないと思います。清酒の方が旨味が増します。
そうです、私はいも焼酎屋なのに八方美人ドリンカーです(笑)。
さて、いも焼酎に合う酒の肴ですが、もうお決まりになったのではないでしょうか。ちょっと前ふり長すぎでしたね...(笑)
それでは、おやっとさぁ。
2009年3月 4日
皆さまおやっとさぁ。
やっとサイトリニューアルが終わりました。更新画面が1ヶ月近く続くというのは、企業サイトとしてあるまじき行為。お詫びの言葉もございません。
さて小鹿ブログでは焼酎造りのことや、会社で起こった出来事、ぜんぜん焼酎に関係ない話など(笑)、そこはかとなく綴ってまいりますので、お暇つぶしとしてご覧くださいませ。
さて、文頭にございます「おやっとさぁ」。もちろん鹿児島弁です。訳しますと「おつかれさまです。」とか「ご苦労様です」という意味になるのですが、人に会うと「おやっとさぁ」、別れ際にも「おやっとさぁ」と使うので、いつでも使える挨拶言葉でもあります。最近はあまり聞かれなくはなりましたが...。
ところがおもしろいことに、「おやっとさぁ」が標準語の「お疲れさま。」に変わって、「おやっとさぁ」のように使っているのです。例えば...
・友達に会ったら「お疲れさまです」。別れるときにも「お疲れさん!」
・先生でも、会社の上司にでも「お疲れさまです」
・教室や部活の部室に入るときも「お疲れさまです」。出ていくときも「お疲れさまです」。
・部屋でくつろいでいても「お疲れさまです」。電話をかけても「もしもし」の代わりに「お疲れさまです」。
・営業でお店や事務所に入るときも「お疲れさまです」。帰るときも「お疲れさまです」。
私は出身が鹿児島ではないもので、最初のうちは、
...... 鹿児島の人は、そんなに疲れているのjか??? ......
と、思ったり(笑)
別れ際や退出の際の「お疲れさまです」はまだわかるのですが、会った時や入室時の「お疲れさま」は、やっぱり違和感ありました。でも、考えてみればこんな便利な言葉はありません。鹿児島県外でこのブログをご覧の方々、鹿児島へお越しの際は、ぜひ使ってみてください。とけ込めることうけあいです。
それでは今日はこの辺で。おやっとさぁ。